デメリットがいくつかあるものの音の改善、マイクが浮いたことでテーブルの自由度の改善が図れたので個人的評価は星4
FIFINE AmpliGame AM8Tマイク&アームレビュー
- ダイナミックマイク=入力音量が小さいので小声の方には不向き。
- 端子はUSB/XLRどちらも利用可
- 筆者は配信歴1年マイク2本目のまだまだ初心者です
fifine様より提供していただき1か月使用したレビューを正直に紹介します
AM8マイクの良かった点
AM8マイクの白色を選びました。AM8TWのWはホワイト(白)で少しマット感を感じるとても可愛い色です。良かった点を4つ紹介します。
悩んでいた環境音が入りづらくなった◎
今までは単一指向性であってもOBSでフィルターを使って除去しようとしてもマイクの後ろに置いてるノートPCから出るファンの音を拾ってしまっていました。それがAM8マイクを使用したところ、かなり改善されOBSでの設定と合わせると環境音が全くといっていいほど入らなくなりました。
実際のコンデンサーマイクの音声:声と一緒に少しピーピー聞こえる
実際のダイナミックマイクAM8の音声:声と一緒に拾う音が減った
OBSフィルターなしを聴きたい人はこちら
ファーという音の拾い方が結構違いますよね。
フィルターをかけてもどうやっても消えなくてずっとモヤモヤしてましたが大満足!
私はノートPCを使用しているためどうしてもファンが近くなってしまいがち。レビューを紹介している人の中には環境音自体を完璧に対策してあるので紹介されている音声を聞いて購入しても、実際に使ってみると音質が全然違うなんてこともあります。あなたの環境と似ている方を参考にしてみることをオススメします。
また、元から拾う範囲が狭いのでOBS音質フィルター設定も楽でした!同じ単一指向性でも範囲が違うんだなと実感。
静かにミュートできる
マイクのミュートは光ってる部分を軽く触ることで赤く変化し音を遮断することができます。音量調節ノズルで入力音量を下げることもできますが、タップは一瞬で消せるのはかなり重宝します。
またAM8マイクはミュート時にボンっと音が出ません!タップする振動や音がブツリと切れる音が出てしまうマイクがあるのですが今回紹介しているAM8ではとても静かにミュート/解除ができとても良かったです。
アプリ不要/すぐ使える
新たにインストールするソフトは無し。音量を上げたかったり自分でマイクに入った際の音を確認したかったりする場合はwindowsやmacに入っているマイク設定にて変更をかければOKです。
このあたりの説明は、商品に入ってる説明書で確認できます。(日本語記載)
ポップガード付き
厚めのポップガードが付いているので破裂音(パ/ク)で出る息や喋るときのペチャという不快な音を防いでくれます。
その他機能
- 色が10色から選べる/消せる
- イヤホンジャック
- XLR接続可能
- USBコード付属
ゲーミング機器といったら鮮やかなランプですよね。ランプは単色9つとカラフル1つと10種類の中からタップすることで選択することが可能になっています。もちろん3秒程長く触れることでランプを消して利用することも可能です。結構ランプが明るく、画面に反射してしまうので私はOFFにしています。
マイクアーム
筆者はマイクアームを始めて使うので初見の反応となります。
思ったより大きい
マイクと比べると分かり易いかなと思い接続したままパシャリ。使わない時は折れ曲がると言っても存在感があります。うまく隠せる収納が出来る人ならまだ存在感を消せるのかもしれませんが…
しかし、存在感が大きかろうとマイクが浮くことでテーブルの上が自由に使えるメリットの方が個人的に大きいです。
アームはテーブルに挟んで設置するよ
スムーズに動く
- 付け根を左右に動かせる
- 伸ばしたり曲げたりできる
- マイクをアームの上や下自由に固定できる
角度調整ネジが付いているので好きな角度で固定することができます。テーブルの付け根やアーム中間部分は固定していても動かすことが可能な設計になっているのでマイクを使用する都度ネジを回さなくても大丈夫です。
角度調整ネジが壊れないか少し不安
プラスチックのような素材でどこまで回していいのか少し心配になります。取り敢えず固定できてるのでOK。もし壊れたら追記しますね。
マイク・アームの残念な点・デメリット
ダイナミックなので「小声」は入らない
ダイナミックマイクの特徴でもあるんですが、音を拾う範囲が狭い=小さい音は拾わないためある程度の声量が必要になります。家族がそばにいるなど普段の話す際の音量を出せない環境の人やASMRをやりたいと考えている人には不向きです。
数か月利用してみて➡マイクとの距離が気になった
コンデンサーマイクに比べてマイクとの距離が近づけないと声が入りづらい印象がありました。配信をしていると姿勢を変えたいな・マイクちょっとずらしたいなと考えた時に動かすと声量の下がり易い語尾の音が拾えず少し困りました。私の場合、環境音が多いのでfifine AM8マイクのノイズキャンセル+OBSのノイズフィルターを思いっきりかけているのも原因の一つ。環境音が少ないならOBSでの音を拾う幅を広げることで解決はできますのでご安心ください。※AM8自体にはマイク設定はありません。
多少、環境音が入ってもマイクとの距離があった方が配信中気が楽だなと思い最近はhyperXのDuocastを使用しています。OBSでノイズ設定もDuocastの方が大変ですけどね。私の声がもう少し大きかったら違ったかも。
アーム接続部分からメッキがぽろぽろ
マイクとアームを接続するためにクルクル回していると、金色部分からなにやらポロポロ。
キーボードの上でマイクを取り付けていたのでキーボードがメッキだらけに。1回付けてしまえば外すことがほぼないですが、下に何も置かないことをオススメします。
XLR接続での機能変更あり
- イヤホンジャック使用不可
- 光らなくなる
インターフェースに繋ぐためのXLR接続をすると、マイク側のイヤホンジャックの使用ができなくなり、光ることも出来なくなります。電源の確保ができなくなるためです。XLR接続マイクは基本光らないと思っておくといいでしょう。
USB接続で使う分には2つとも使用可能です。
XLRケーブルは別途購入が必要
XLR接続が可能ですがXLRコードは付属していません。セットに含めると値段が更に上がってしまう・すでにケーブルを持ってる方もいるためだと思われます。USBケーブルは同封されているので必要な方のみXLRケーブルを購入する形。
コードはアームに沿わせて設置すると綺麗
100均セリアのマジック結束バンドを使ってコードをアームに沿わせました。無印などでも購入ができるので持っておくと便利です。
FIFINE AmpliGame AM8T「まとめ」
マイクとアームがセットのFIFINE AmpliGame AM8Tは価格が安いのに私の悩み(環境音)を解決してくれる商品でした。特に環境音が多い方にオススメしたいマイクです。
マイク
- 環境音が入りにくい◎
- 低音が柔らかい音になっている
- ランプが消せる
- 静かにミュートできる
- 安い
アーム
- スムーズに動く
- 思った位置に固定できている
- 壊れないか多少心配
- メッキが剥がれる
- 安い
マイク選びは音質で選ぶのか設定のしやすさ、デザイン性、値段の高いものの方が良いマイクなのとか悩むかと思いますが、マイクは1本買うと改善したい点が出てくるものです。2本は今後買うだろうと考え魅力に感じたものをまずは買ってみることをオススメします。
スタンドタイプも売っているので、気に入ったマイクアームを別途購入して付け替えるのもアリ◎
最後まで読んで下さりありがとうございました。